ツイッター再開(2)
量子論という言葉を使うようにして量子力学とか量子物理学という言葉をなるべく避けるようにしています
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 23, 2022
力学とか物理学となれば、実験と観察が計算式で立証される必要があるわけですが、量子「論」ならば、推論や推定が織り交ぜられていても、まあ、許容されるからです
現時点の量子系スピは、「論」を盛り盛りにして、真実や事実に格上げしてしまっているのが多いかなという印象
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 23, 2022
まあ、そんな簡単に奇跡は起こらんよ
朝起きて、顔を洗って、トイレに行って、飯を食べるのは、全部自分でしなきゃならないのです
誰かが代わりにやってはくれません
唯識三年、倶舎八年と言ったりするのですが、仏教哲学の分野ですかね、これを、量子論に落とし込めば、近い感じなので、ほぼ矛盾なくあてはまっていくような気がします
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 23, 2022
ただし、曖昧さを放置して、推論を重ねればですけれど
「一法界、多法界」というテーマで卒論を書いている人がいたなあ
量子もつれをentanglementというのですけれど
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 24, 2022
つまり、観測されない限り、物事は全てentanglementな状態でいるわけで、それをsuperpositionというと語感からわかりやすくなります
2022年のノーベル物理学賞に「量子もつれ」の研究者3人|ノーベル賞2022 NHK https://t.co/3a8Fh2NwcR
このsuperpositionが、つまり、「ある」でも「ない」でもなく、「現在」でも「過去」でも「未来」でもないのです
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 24, 2022
それを、2500年前から、仏教では「空」と言ってきたのです
自分がしたことは自分に返ってくる https://t.co/8EmUULlSFw
「心」と「物質」が、どのように干渉作用を起こすのか、あるいは、superpositionの中で、どのような状態でentanglementしているのか
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 24, 2022
これは、仏教にも明快な説明はないかなぁ
「能感・所感」「理・智」「胎蔵・金剛界」など研究はされてるが
「心」と「物質」が統合された状態を、天台大師は「実相」としているのだけれども
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 24, 2022
まず、これを理屈として理解するのが、なんというか、ハードルが高い
体得したら、たぶん、神々も一目置く存在になれるでしょう
一心三観 https://t.co/iP0ojuPlXo pic.twitter.com/8XFHpglq8E
EPRパラドックスが物理学の世界できちんと否定されたってことは、superpositionを語っても変人扱いされないってことですかね
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
ただ、仏教は2500年前からやってるわけで、「心経」に要点が語られているのですよ
世界最古の「心経」
心経 https://t.co/ctpQkanfzz pic.twitter.com/6nzRwJXDH4
量子論から心を説き起こすのを、プラトンのイデアと繋ぐ発想もあるにはあるのですが、これねえ
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
プラトンは瞑想はしなかったらしいのですよ
仏教には瞑想がセットであるのです
一歩踏みこんでいると言えるでしょう
仏教の普遍性 https://t.co/U1d2Tom1uq pic.twitter.com/o0gwmwxiLY
ノーベル賞でEPRパラドックスが終わりになったなら、ペンローズの量子脳理論とホログラフィック宇宙論が洗練され、統合され、裏付ける方程式を提示する天才があらわれるのは、時間の問題でしょう
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
受賞は時代の曲がり角だということ
弘法大師の声字実相義は、全ては波動だと言い切っているのだけれども、仏教的な心と物質の統合理論とも言えますね
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
人間の五感は、波動を感知してるとも言えるのですが、帯域を広げれば、オカルトなトンデモ理論も、正しい常識になると思いますよhttps://t.co/qr9noMBkqc
以心伝心がsuperpositionで行われるという可能性を、真向から否定し、トンデモと決めつける方は
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
人類進化の方向性を鑑みるに
ホモサピエンスから見たネアンデルタールかもよ
いきなり他人の思考が自分の脳に流れ込む、などというのは、理屈で考えると、無いんだよ
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
pcのネットワークでも、隣同士のpcをピアツーピアで接続しない限り、一度ハブに迂回されるわけです
そのハブは、最低限ネットワークが破壊さないよう交通整理をせざるを得ない
つまり、ネットワークは平和
これ実は、「己界、仏界、衆生界」で、大雑把に言うと、自分→ハブ→他人という構造になっているのを天台大師が書いています
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 25, 2022
で、そのプロトコルは「慈悲」なんだな
「慈悲」は自分と他人がentanglementになっている状態で、自分が自分を助けることと同じです
慈悲は空より生じるのです
仏教と一口でいいますけれど、タイとかの上座仏教は、日本仏教とかなり違うんです
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 26, 2022
妻帯しないのは、特にこだわっていて、日本以外では妻帯してたら
在家あつかいです
ただ、本質的違いはそこじゃなくて、上座部には般若心経は無いんですよ
パーリ経典に無い
だから、上座部には「空」という概念が無い
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 26, 2022
控えめに言って、これからの時代、大きな伸びしろがありますね
「空」という概念が中心にある日本仏教は、ピンポイントで、この部分に大きな責任があるのではないですか pic.twitter.com/sbK1t9xu19
日本仏教には、奈良の官製仏教からはじまり、平安時代に最澄、空海によって書き加えられ、鎌倉時代に法然、親鸞、道元、日蓮などあまたの天才達によって改革されてきた歴史があります
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 26, 2022
EPRパラドックスが否定されたわけだし「空」を中心に再編されるかもですね
superpositionには、波動の減衰はないんだろうなぁ
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 26, 2022
だって、増えるも減るも無いんだから
とすると、superpositionにある僕らの存在は、永遠に(と言っても
時間は無いわけだが)無くならない
だから、今見える聞こえる世界で死んでも、superposition で、存在は消えない
つまり、「死」は無い
ただね、今生での別れはあるんですよ
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 26, 2022
避けようもなく
それを「死」というなら「死」はある
「死後」があるなら、そこに持って行けるのは、「心」だけです
「心」と向き合うのが、人生で最も重要ということになりますね
「心」と向き合うことに、自分の持っている全てのリソースを集中させるのが「出家」でしょうね
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 27, 2022
戒律とか、修行とかは、その一面にすぎないということです
量子論的に言えば、superposition(空)は、観測されれば(説明されれば)それはquantumなわけで、entanglement な状態でなくなります
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 28, 2022
鎌倉時代になって、興教大師が加持身説法という修正案を提唱しましたが高野山から追い出されてしまいました
「空」は、果分不可説と言って、説明してはならなことになっています
— 瑞樹正哲 (@chohoji) November 28, 2022
説明したら、それは論であって事実ではないと言う立場
禅で「隻手の声を聞け」というのもそれ
ただ、世界の仏教の歴史で、弘法大師だけが果分可説で、法身は説法すると言う立場