2014/11/30

「癒される瞑想」の理論 2 仏教の考え方の基本


我々は感覚器官を通じて外界を認識して脳内に再構成しています

眼、耳、鼻、舌、身体、の五感を通じて外界を認識して、脳内でそれらを解釈しています
自分が生きるために必要な情報が、最も重要です

自己の生存を中心に、世界を感じています
宗教的信念とか考え方がどのようなものであっても、これは変わりません

これが、2500年前から続いている、仏教の考え方の基本です
現代の解剖学とも一致する考え方です



2014/11/29

「癒される瞑想」の理論 1


これから何回かに分けて、「癒される瞑想」の理論的背景についてお話しします

各宗教には、色々な特色がありますが
瞑想の理論については、仏教が歴史も古く、最も重視してきたので、他の宗教などに比べ­て、圧倒的に精緻で高度な理論があります

瞑想の仕組みを説明するには、仏教が一番適切だと言っていいでしょう

「癒される瞑想」のやりかたそのものは、単純で、理屈を知らなくてもできます
ただ、その背景に、長い仏教の伝統と理論があるのです


11月29日の紅葉の様子

今年は、最近では稀に、珍しくよく色が来ました






2014年11月29日の参道の紅葉




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2014/11/25

ロシアからのアクセス

最近このBlogは、外国からのアクセスが増えてきています
仏教のややこしい理論などにも、かなりの興味をもっていただいているようです

一番多いのがアメリカからのアクセス
国内からのアクセスは2番目です
アメリカからのアクセスは、日本からのアクセスの3倍から4倍あります

で、その次、3番目に多いのが

ロシアです

理由はさっぱりわかりません
まあ、ロシアは国境を接した隣国ではあります

日本人で、ロシアに興味をもっている人は、そんなに多くはないと思いますが、
ロシアからは熱い視線が注がれているのです






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2014/11/23

長保寺 紅葉の様子 11月23日(日)


長保寺の今朝の紅葉の様子です
昨日の経冷え込みで、少し色が来たようです

大門前で、落葉掃きをしてくださっている近所の方にBlogの話をしました




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2014/11/22

参道の紅葉


温暖化の影響で、最近はきれいに紅葉しません

今年は、ちょっと色づいているようです




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2014/11/21

ジパング倶楽部 「旅のアトリエ」に掲載されます


2014年12月号の「旅のアトリエ」という旅行パンフレットで紹介されました
JR西日本が各駅などに置くらしいです





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2014/11/20

和歌山県立博物館 熊野への道

特別の許可をいただいて撮影しています
図録のキャプションをお書きになった大河内さんにも出ていただきました


12月7日まで開催の特別展「熊野への道」に長保寺の細字法華経が出陳されています

明治になってから長保寺に寄進されたもののようです

如法堂の本尊として使用するために書写されたようですが、実際に使われたかどうかはわかりません

修験にもいろいろな系統があって、三井寺系の方のようですが、長保寺との関係は、今となっては、わからないです

米粒大の文字で、定規で測ったように真っ直ぐ書かれ、類例のない法宝であることには違いありません





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2014/11/15

鎮守堂 本来の姿

長保寺の鎮守堂は、現在は桧皮葺ですが、一時期瓦屋根だった時があります
総合的に検証して、一間社流造檜皮葺であったという結論を出して、昭和2年に現在の姿に復元されました




鎮守堂の写真(昭和2年の修理直前の写真と思われる)
檜皮葺ではなく、本瓦葺(ほんがわらぶき)の屋根になっているのがわかる
大正3年の記録には桟瓦葺(さんがわらぶき)と書いてあり、いずれかの時点で吹き替えられている


長保寺絵図面(廟所絵図)  海南市指定文化財
長保寺の伽藍の様子を知ることのできる、最古の図面

一幅 紙本著色
縦191.7 横214.2
江戸中期

陽照院(現在の長保寺)の、伽藍および紀州徳川家の廟所・墓地を描いた資料である。近世の長保寺寺領については、慶長6年(1601)に浅野幸長が浜中上村の5石を寺領としたのち、寛文12年(1672)に徳川光貞から500石を加増されている。本図はその際に確定された、境内と墓地について描いたものである。藩主の墓が深覚院(第4代藩主頼職)までしか書かれていないことから、本図が作成されたのは吉宗もしくは宗直の藩主時代のことであると考えられる。江戸時代中期の長保寺の伽藍・廟所の状況を知る上で貴重な資料である。


和歌山県立博物館「吉宗と紀州徳川家」より






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2014/11/14

鎮守堂

長保寺 鎮守堂(ちんじゅどう) 1295 重要文化財


長保寺で一番古い建造物です

屋根は檜皮葺(ひわだぶき)
檜の皮を薄く剥がして、短冊状に切りそろえて、竹釘で打って葺きます

一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の総檜建です


隣山にある八幡社は、移築ではなく、江戸時代に新たに建てられて、長保寺から遷座された八幡様をお迎えしました
江戸時代を通じて、明治時代までは、長保寺の住職が管理してお祀りしていました
明治の神仏分離で、長保寺の管理から離れました





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第12回御霊屋コンサート

  毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...