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8月, 2012の投稿を表示しています

多宝塔の避雷針

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文化財建造物には、必ず避雷針を取り付けなければなりません 取り付け方は、いろいろありますが、今回の修理では、塔芯の横に付けることになりました 以前は、先端部分につけていたのですが、本体の塔芯を傷つけるので、ちょっとかっこがわるいのですが、横に付けました 朝日で光っていますね

本堂前の石畳

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石畳を高圧洗浄機で洗いました 気持ち、綺麗になりました 色目の違う石を組み合わせているのが、よくわかります  

金剛力士像

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金剛力士像(仁王像) 弘安9(1286)年  阿形  吽形

国宝大門 仁王

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 阿形  吽(うん)形 大門は嘉慶2(1388) 年 建立です 仁王像はそれより古く、 弘安9(1286)年です 記録から見ると、これより古い仁王像は、国宝の東大寺南大門の仁王(1208)など3組しかありません 残念ながら、長保寺の場合は、年号が像本体に墨書されているのが確認されていないので、県指定止まりになっています 墨書が見つかれば、国指定の審議が必要になると思います 長保寺木造金剛力士立像像内納入文書断簡

過去の国宝修理の資料

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大変に貴重な資料です 国や設計管理事務所には、膨大な量のこういった資料がありますので、古いものを探し出すのは容易ではありません 古いものは、ほとんどの場合、すでに失われてしまっていることが多いのです 県や市レベルになると、整理された保存そのものが行われていません 現場の細かな記録などを含めて、所有者が、まず責任をもって資料を保存する必要があります    

多宝塔からの日の出

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朝の7時30分の様子です 多宝塔の真後ろから、日が出てきました  

天の川

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8月24日の夜空

領土問題考

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漠然とした思いなのですが 日本は、イスラエルのように、周りを敵国に囲まれた環境になっていくのかもしれない いや、「既にそうだ」と言われそうですが、太平洋戦争後、日本との正規軍の衝突は起きていませんから、まだ、「既に」と言うのは早いような気がします 日本周辺は、このまま無策が続けば、中東地域のような恒常的な軍事的紛争地域になる可能性を秘めている 幸い、日本は周囲を海に囲まれているから、肌で危機を感じる機会が少なくて済んでいるが、軍事的な緊張は、どんどんと高まりつつある 非武装なら、平和になる 平和を願っていれば、平和になる 武器や軍備を語る奴は、平和の邪魔 綺麗ごとを言っていれば、綺麗になる アメリカ兵は、日本人のために死んでくれる 自衛隊は違憲だから、日本に必要ない など これらの、理屈は、それだけ聞いていると、一見つじつまがあっているのだが、周囲を取り巻く国々の思惑が、急激に変化してしまったので、残念ながら陳腐な妄想になってしまった 「北朝鮮は地上の楽園」というお説も、実際見てみて現実によって否定されるまでは、理屈としては成り立っていたわけで、同じように、いわゆる「平和ボケ」も、理屈としては存在し得る時代もあったということになる 嫌日、あるいは反日、といった立場を、こちらからどうこう言って、変えさせるのは難しいので、特に興味は無い こちらとしては、平和と友好を高める方策を講じるだけのことで、その効果がどうかは、相手があるので、やってみなければわからない 中国や韓国、北朝鮮には、それなりの言い分があるのだろうけど、デモや絶叫では、そもそも論理的な理解ができないので、国と国の問題解決にとっては、なんら得るものがない デモ、絶叫、などが、暴力としてエスカレートしていけば、最終的には軍事衝突になる 反日が、感情論と絶叫に終始するなら、軍事力行使へ道が続いていると、言わざるを得ない 特に中国には、言論の自由がなく、まともな選挙もないまま、暴動が黙認されている 他に自己主張の場がない人々は、暴動を自己主張の手段にすることになる これは、中国自身にとって、不幸なことですよ 2010/12/11撮影 中国厦門(アモイ)胡里山砲台 地元では超有名な観光地 写真はドイツ製クルップ砲、現存する大砲では世界

高砂百合

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大門と芝生 快晴です

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工事の素屋根がなくなり、見慣れた風景が戻ってきました  

灯明会 終了

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朝の8時20分です 昨日は、ありがとうございました 灯明を消灯し、灯明会は終了いたしました もう、きれいに片付けが終わりました  

灯明会の動画

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灯明会 夜店の様子

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皆様、今日はお参りいただきましてありがとうございました 夜の7時から、9時まで、賑わいました  

灯篭と売店の準備

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灯篭を並べます 日が暮れると幻想的になります 夜店の準備 スーパーボール、ヨーヨーつり、くじ引きがあります イルミネーションは、大門にも飾ります  

朝の鯉

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朝、鯉に餌をあげます 雨の後で、池の水温が低く、ちょっと動きが鈍いようです  

参道の灯明

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今日は、供養のための点灯です 長保寺 灯明会 8 月 1 5 日( 水 ) 午後7時より 長保寺参道に灯明をお供えし、ご先祖の冥福を祈ります 提灯を8月13、14、15日 の 三 日間、ご供養のため点灯いたします 売店の夜の営業は 15 日だけです  

供養の灯明を点灯しました

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写真を撮っていたら、あいにく雨が降り出しました 雨でも点灯いたします 本日から、三日間、灯明を点灯します 15日の夜は、売店があります  

お盆のお供え

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内仏、諸仏のお供え 内仏、諸霊のお供え  御霊屋、紀州徳川家歴代藩主のお供え  御霊屋、紀州徳川家ご家族様のお供え 写真に写っているのは一部です こんなことをしているのだ、ということでご覧いただいています こうやってお供えしてから、お盆のお勤めをします お下がりの供物は、まとめて施餓鬼します お供えの内容は 白 寒天 黒 ナス 赤 にんじん 黄 カボチャ 青 キュウリ 野菜が五色になるようにします これと、ご飯と水 江戸時代から続く、長保寺のお供えの作法です 五色と水が、仏式の正式なお供えに必要です どうしても、なにも無くても、最低限、水は必要です 五色の意味 青--空--前五識--妙観察智,阿弥陀如来 黒--風--意識----成所作智,不空成就如来 赤--火--阿頼耶識--大円鏡智,阿しゅく如来 白--水--如来蔵識--法界体性智,大日如来 黄--地--末那識--平等性智,宝生如来 前五識---眼,耳,鼻,舌,身,の五つの感覚器官 意識---起きている時の普通の意識 末那識---自意識,自分という感覚を作る 阿頼耶識---潜在意識,記憶を蓄える 如来蔵識---仏心 お供えを五色にするのには、深い理由があるのです   

灯明会の準備

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13日からの灯明会の準備の提灯を吊りました 長保寺 灯明会 8 月 1 5 日( 水 ) 午後7時より 長保寺参道に灯明をお供えし、ご先祖の冥福を祈ります 提灯を8月13、14、15日 の 三 日間、ご供養のため点灯いたします 売店の夜の営業は 15 日だけです  

多宝塔に葺き直された中世瓦

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今回の修理で、中世の瓦で使える物は、また屋根に戻され、使われています 多宝塔の、一層目二層目の東面に中世の瓦が集められて葺かれています 一層目と二層目では、瓦の大きさが違います    

多宝塔と夏の星座

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大門が姿を現し始めました

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工事足場の撤去が進み、大門が姿を現し始めました 今週一杯で、撤去作業が完了する見込みです ぱっと見、どこをどう直したのか、よくわかりません 文化財修理事業は、こんなもんです (詳しい修理内容は、修理報告書でご覧いただけます)   

多宝塔の夕景

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今日も一日お疲れ様でした

カキ氷

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夏場は観光客が少ないので、日曜しかやっていません

御霊屋の畳廊下

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寛文2年(1662)9月に工を始め、同6年7月柱立、同7年11月に落成 和歌山県指定文化財 この畳廊下の部分は、 古いほぞ穴の痕から類推すると、 外廊下から改築された可能性があります       

8月5日早朝

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