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10月, 2009の投稿を表示しています

インド仏教聖地巡拝 写真

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ルンビニー(お釈迦様生誕地)は、10年ほど前に、全日本仏教会によって、修復整備されました 現在では、きれいになっていると思います この写真は、発掘中の様子です   ルンビニー周辺の整備計画は丹下健三によって立案された、大規模なものです たぶん、今でも少ーしづつ、ゆーっくりと、計画は進んでいると思います     実は、お釈迦様の生誕地には、2説あって ルンビニーは、現在ネパールですが、インドのピプラウアーという所ではないかという説もあります ネパールとインドの意地の張り合いがあって、決着がついていません   ただ、今回の修復で、かなりの範囲で発掘が進み、やはりルンビニーだろう、というのが有力になりました 今でもインド各地で仏跡の発掘が進行中で、まだまだ大きな発見もあるようです 日本では知られていないようなことも沢山あります   日本人が考えている仏教は、ほんとに、日本流に変化した、いわば特殊な仏教です 仏跡をめぐると、お釈迦様の存在感に圧倒されますよ

インド仏教聖地巡拝 写真

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インドでは、どこに行っても子どもを見かけます 学校に行っている子も多いし、行っていない子も多い 学校に行っていない子は、働いています 小さい子が、赤ちゃんの子守をする光景も珍しくありません 大人は、日本人から見たら怖い顔で、全く笑顔がありませんが、子どもはいつでも元気いっぱいで、よく笑います 本当に、インドでは大人の笑顔は、ホテルの従業員ですらありません 愛想笑いという文化は、インドにはありませんね 仏跡で、 大人の笑顔に出会えるのは、ネパールに入った時くらいです インド人に比べれば、日本人は、ほとんどいつも笑顔です これは、仏教のおかげかな、と思いますね インドでは13世紀頃、イスラムが侵入し、仏教は徹底的に破壊しつくされました 破壊と虐殺から逃れた仏教徒が東アジアで仏教を伝えて今日に至るのです ブッダガヤの大塔(お釈迦様が悟りを開いた地)は、仏教徒が逃げる時に、埋めたのです 埋められていたのを、イギリス人のカニンガムが発掘したのが、今の大塔です てっぺんの1m位だけが地表に出ていたので、下を堀ったら、ごらんのとおりの塔が出てきたのです ですから、お参りする時は、掘ってあるすり鉢状の土地の階段を下りていくのです 現在のインドでは、お釈迦様は、ヒンドゥー教でヴィシュヌの9番目の化身ということになっていますから、大塔も、それなりに、盛んにお参りしてもらっています 文化や歴史の破壊は、意図的に、大規模に行われることがある、ということです こうして、建造物は発掘されましたが、笑顔はまだ戻っていませんね まあ、イスラムの行為そのものを先ず求める姿勢と、ヒンドゥー教の現実的功利主義優先の姿勢からは、一銭にもならない笑顔など生まれないということですかね

インド仏教聖地巡拝 写真

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ラージギル温泉と土産物屋 霊鷲山(りょうじゅせん)の近くに温泉があります 地元の人たちが沢山来ています カースト制の残る国だからでしょうか、山の斜面を利用して、上から段々と4段構え位になっていて、お湯が流れ落ちてきます 一番上はきれいですが、一番下は、お湯がまっ黒けです でも、ごらんのとおり、平気で遊んだり、洗濯したりしています 裏手の山に、経典の第一結集をした七葉窟があります 仏滅後、高弟が集まり 「われ、かくのごとく聞けり(如是我聞)」 と、記憶するお釈迦様の言葉を皆で統一しました 後に多門随一と言われるアーナンダは、お釈迦様の従者をずっとしていましたが、悟りを開いていないということで、結集に呼ばれませんでした 「ああ、もうだめだ。せっかく沢山の言葉を聞いたのに結集に参加できない」 と、がっくりうなだれた時、忽然と悟りを開き、結集に呼ばれたのです 知識がいくらあっても、本質を把握していなければ相手にされない厳しさがありました   ちなみに 温泉と霊感には相関関係があるように思います 地下のマグマと霊感と、なにか関係があるんじゃないですか

インド仏教聖地巡拝 写真

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サトウキビを運ぶ牛車 仏教遺跡があるのは、おもにインド北東部のウッタルプラデーシュ州ですが、インドでも工業化の遅れた農村地帯です 牛車で作物を運ぶ光景は、普通によく見かけます 道路は、日本のODAで舗装されている区間が多いそうです インドの人達はよくそのことを知っていて、極めて親日的です

インド仏教聖地巡拝 写真

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もう10年以上前になりますが、インド仏教聖地巡拝の時の写真をご覧いただきます これは、ガヤの近くだったかな 日差しが強く色彩が強烈ですね

インド仏教聖地巡拝 募集

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来年2月9日から20日までの予定で、インド仏教聖地巡拝に行きます 費用は35万円位、6大聖地とサールナート博物館、デリーのインド博物館を回りますので主要な仏跡はすべて網羅しています サールナート(初転法輪、初めて教えを説いたところ) ブッダガヤ(悟りを開いたところ) ラジギール(霊鷲山、般若心経や法華経を説いたところ) クシナガラ(涅槃の地。2月15日は涅槃の日。当日参拝します) ルンビニ(生誕の地) スラバスティー(祇園精舎などがあります) ナーランダー(大学跡、玄奘三蔵も留学した、仏教最大の大学) サールナート博物館(初転法輪の釈迦像があります) インド博物館(仏舎利があります) などを初めとし、 ベナレス(ガンジス河の沐浴風景) 前正覚山(お釈迦様が悟りを開く前6年間苦行した影現窟がある) 七葉窟(経典の第一結集をした洞窟) バイシャリ(第二結集をして、上座部と大衆部が分かれた) タイ仏教寺院(帰り道にバンコクに寄り、エメラルド寺院、暁の寺など参拝します) 現在計画中なので、同行していただくことができます 現地では、熟練したガイドが付きます 10名以上になった場合は、日本から添乗員が同行します 詳しくはお問い合わせください 073 492 1030 僕はもうこれで5回目ですが、前回が平成9年ですから、どのように変わったか楽しみですね 仏跡は、インドの田舎にありますので、のどかな、そしてエキゾチックな旅になります