2009/02/04

仏教が考えている、信仰



過去は終わってしまい、未来はまだ来ていない

「今」は、時を刻む秒針のように、時間を超えて存在し続けている

 

未来は、まだないんだから、未来に「今」が縛られることはない

過去に「今」が縛り付けられることは、あるだろう

でも、過去は、終わってしまったんだから、無視することもできる

過去を無視し、未来になんのイメージも持たずにいたら、「今」は、まったくの自由なのだけれど・・・

ぼんやりしていたら、結局、過去に縛られてしまうことになるだろう

無垢な白布が小さな汚点で汚されるように

 

つまり

過去を忘れ、「今」、未来を強くイメージできれば、どのような未来でも作ることができるということです

ここで、新たな苦痛や不幸を作ってしまってはいけない
苦痛や不幸の原因にならないようなイメージを持たなければなりません

 

強く、よりよい未来をイメージする

これが、仏教が考えている、信仰です





金輪佛頂像法 書き下し

  陀羅尼集經 T18n0901_p0790a22(00)金輪佛頂像法 欲畫其像。取淨白疊若淨絹布。闊狹任意。 不得截割。於其疊上畫世尊像。 身眞金色著赤袈裟。戴七寶冠作通身光。手作母陀羅。 結跏趺坐七寶莊嚴蓮華座上。 其華座下豎著金輪。其金輪下畫作寶池。 遶池四邊作鬱金華。及四...