テストの成績

白川郷の猫

 


 
橋下知事は、思いきった発言を繰り返しているけど
教師の集団は、基本的に人を見下していますから、逆に「馬鹿な奴」と思われておしまいだろう

橋下知事「文科省はバカ、全員かわれ」

問題の本質は、点数主義だろうなぁ
感情論をぶつけ合っても、実際に勉強してる子供たちは浮かばれないよ

大前研一さんが指摘してるんだけど、文科省の敷いた筋道から外れた奴が、実際は大活躍してるんだよね

大前研一の日本人論

スポーツ、音楽、料理など、ちょっと思いつくだけでも、やっぱり、学校でいい子で偏差値よくてなんて、良い子の世界と、違うレベルで頑張ってるんだよね
勉強しなくてよい、とかじゃなくて、目標を決めて、世界最高水準の努力を惜しまないんですよ
ただ、これは、今の日本の学校ではやってません

フィンランド式教育(学力世界一です)にヒントがあるらしいんだけど、フィンランドでは教師のことを「Teacher」ではなく、「Facilitator(進行役ですかね)」と呼ぶんだそうで、根本的に哲学が違う

点数の比較は、極めてレベルの低い能力評価の仕組みで、人間の可能性を貶めている、とまあ、このくらいの認識をしっかり持つべきでしょうね

仏教的に言えば、人はいずれ仏になりますから(死んじゃうってことじゃないですよ、完成された無上の存在という意味です)全ての人に無限の能力があってあたりまえです
 
 
教育は、ベルトコンベアに乗せた大量生産商品じゃなくて、トップブランドの注文品を世に出さなければならないんですよ
そうでなきゃ、子供たちに失礼でしょ

橋下知事、文科省が気に入らないのはわかるけど、もうちょい、先を見据えた哲学を持って欲しいね


このブログの人気の投稿

お堂の前で拝む時のコツ

六器

多神世界 仏教の世界観