多神世界という言葉の根拠は、仏教的に言えば「一切衆生悉有佛性 いっさいしゅじょうしつうぶっしょう」ということになります
一切の衆生(生きとし生けるもの)に悉く佛性がある
佛性というのは、佛となる可能性といってもいいし、最高の善意ということもできます
だから、世界には多種多様な神々が充満しているし、今神でなくてもこれから神になるかもしれない人々も多数住んでいる、ということになります
好むと好まざるとにかかわらず、それが世界の現実です
毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...