多神世界という言葉の根拠は、仏教的に言えば「一切衆生悉有佛性 いっさいしゅじょうしつうぶっしょう」ということになります
一切の衆生(生きとし生けるもの)に悉く佛性がある
佛性というのは、佛となる可能性といってもいいし、最高の善意ということもできます
だから、世界には多種多様な神々が充満しているし、今神でなくてもこれから神になるかもしれない人々も多数住んでいる、ということになります
好むと好まざるとにかかわらず、それが世界の現実です
多神教の世界 : 演者は、すべての人を一つの宗教に改宗させようとするのではなく、多様な宗教や無神論者が共存する多神教の世界でどのように生きるかに焦点を当てるべきです。 仏教とキリスト教 : キリスト教のような「啓示宗教」とは対照的に、仏教は個人的な実践と理解を通じて自身の苦しみを...