領土問題考
漠然とした思いなのですが
日本は、イスラエルのように、周りを敵国に囲まれた環境になっていくのかもしれない
いや、「既にそうだ」と言われそうですが、太平洋戦争後、日本との正規軍の衝突は起きていませんから、まだ、「既に」と言うのは早いような気がします
日本周辺は、このまま無策が続けば、中東地域のような恒常的な軍事的紛争地域になる可能性を秘めている
幸い、日本は周囲を海に囲まれているから、肌で危機を感じる機会が少なくて済んでいるが、軍事的な緊張は、どんどんと高まりつつある
非武装なら、平和になる
平和を願っていれば、平和になる
武器や軍備を語る奴は、平和の邪魔
綺麗ごとを言っていれば、綺麗になる
アメリカ兵は、日本人のために死んでくれる
自衛隊は違憲だから、日本に必要ない
など
これらの、理屈は、それだけ聞いていると、一見つじつまがあっているのだが、周囲を取り巻く国々の思惑が、急激に変化してしまったので、残念ながら陳腐な妄想になってしまった
「北朝鮮は地上の楽園」というお説も、実際見てみて現実によって否定されるまでは、理屈としては成り立っていたわけで、同じように、いわゆる「平和ボケ」も、理屈としては存在し得る時代もあったということになる
嫌日、あるいは反日、といった立場を、こちらからどうこう言って、変えさせるのは難しいので、特に興味は無い
こちらとしては、平和と友好を高める方策を講じるだけのことで、その効果がどうかは、相手があるので、やってみなければわからない
中国や韓国、北朝鮮には、それなりの言い分があるのだろうけど、デモや絶叫では、そもそも論理的な理解ができないので、国と国の問題解決にとっては、なんら得るものがない
デモ、絶叫、などが、暴力としてエスカレートしていけば、最終的には軍事衝突になる
反日が、感情論と絶叫に終始するなら、軍事力行使へ道が続いていると、言わざるを得ない
特に中国には、言論の自由がなく、まともな選挙もないまま、暴動が黙認されている
他に自己主張の場がない人々は、暴動を自己主張の手段にすることになる
これは、中国自身にとって、不幸なことですよ
写真はドイツ製クルップ砲、現存する大砲では世界最大
太平洋戦争で、日本はアメリカと戦争して負けた
勝った負けたで、決着がついたのは、実際のところ、この二国間だけなのです
あとは、いわば、尻馬に乗っかって勝ったことになった国があるだけです
まあ、勝っても無いのに、勝ったことになった
このあたりから、日本周辺の国境問題が不完全な現状になってきているのではないか
単純に言えば、狡猾な盗賊行為の正当化が、国際社会では可能なのです
謀略など、たしなみとして、するのが当たり前なのであって、それを責めても、責めるほうがわかっていないだけのことです
この不愉快な現実から議論を展開しなければ、現実無視の屁理屈になってしまう
今の日本が先ずやるべきことは
論理的に万全の準備をして、領土問題を理路整然とした議論の対象にする
領土の実効支配の非正統性を、一切の論理的矛盾無く展開する
こういった、いわば、「言論戦」ですかね
これが不要だと言うなら、一足飛びに、軍事力の行使にいってしまう
その上で、軍事力行使が無効、あるいは、高すぎる代償を必要とすることを、わからせる
そのためには、昔なら、「軍事力の示威」と言ったのだが、今風に言うなら、「わかる奴にはわかる展示訓練」を、怠り無く、する必要がある
日米同盟と共同訓練は、双方にとって、益々重要になる
憲法改正や、自衛隊増強は、それはそれで重要だが、べつだん諸外国は、そんなことお構いなしに自国の都合を展開しているのだし、待っていてもくれない
これは、外国が相手ではないのだから、自分達でやろうと思えば、明日からでもできることなのです
いわば、日本人が自分で、ああだこうだと、勝手に盛り上がっているだけで、ふつうにさっさと、やるべきことをやれば済むのです
最後に
潜水艦だけは、地域で突出した存在でなければならないと思う
日本が原潜を持つ選択肢は、もう消えた
したがって、守りに特化した配備でしょうね
日本だからこそ、出来ると思う
江戸時代
刀を抜かせないことを目的にして、様々なことが行われた
頻繁な国替え
天守閣の新築禁止
裃を着て、手を振り上げられなくする
座るときは刀は右に置く
参勤交代などによる経済負担
出女入鉄砲の監視
思いつくだけでも、けっこうある
「軍事力行使をしづらくする」という基本戦略ですね
戦争が嫌い、軍隊が嫌いは、それはそのとおりで、なんら反論の余地はないのだけれど
向こうから、仕掛けてくるのですよ
だから、選択の余地など無いのです
まあ、これからの「平和ボケ」は、よく言って「利敵行為」
はっきり言えば、「謀略への加担」ということになってくると思うよ
日本は、イスラエルのように、周りを敵国に囲まれた環境になっていくのかもしれない
いや、「既にそうだ」と言われそうですが、太平洋戦争後、日本との正規軍の衝突は起きていませんから、まだ、「既に」と言うのは早いような気がします
日本周辺は、このまま無策が続けば、中東地域のような恒常的な軍事的紛争地域になる可能性を秘めている
幸い、日本は周囲を海に囲まれているから、肌で危機を感じる機会が少なくて済んでいるが、軍事的な緊張は、どんどんと高まりつつある
非武装なら、平和になる
平和を願っていれば、平和になる
武器や軍備を語る奴は、平和の邪魔
綺麗ごとを言っていれば、綺麗になる
アメリカ兵は、日本人のために死んでくれる
自衛隊は違憲だから、日本に必要ない
など
これらの、理屈は、それだけ聞いていると、一見つじつまがあっているのだが、周囲を取り巻く国々の思惑が、急激に変化してしまったので、残念ながら陳腐な妄想になってしまった
「北朝鮮は地上の楽園」というお説も、実際見てみて現実によって否定されるまでは、理屈としては成り立っていたわけで、同じように、いわゆる「平和ボケ」も、理屈としては存在し得る時代もあったということになる
嫌日、あるいは反日、といった立場を、こちらからどうこう言って、変えさせるのは難しいので、特に興味は無い
こちらとしては、平和と友好を高める方策を講じるだけのことで、その効果がどうかは、相手があるので、やってみなければわからない
中国や韓国、北朝鮮には、それなりの言い分があるのだろうけど、デモや絶叫では、そもそも論理的な理解ができないので、国と国の問題解決にとっては、なんら得るものがない
デモ、絶叫、などが、暴力としてエスカレートしていけば、最終的には軍事衝突になる
反日が、感情論と絶叫に終始するなら、軍事力行使へ道が続いていると、言わざるを得ない
特に中国には、言論の自由がなく、まともな選挙もないまま、暴動が黙認されている
他に自己主張の場がない人々は、暴動を自己主張の手段にすることになる
これは、中国自身にとって、不幸なことですよ
2010/12/11撮影 中国厦門(アモイ)胡里山砲台 地元では超有名な観光地
写真はドイツ製クルップ砲、現存する大砲では世界最大
清朝によってつくられたが、結局、一発も発射されなかった
砲身は台湾の金門島に向けられている
太平洋戦争で、日本はアメリカと戦争して負けた
勝った負けたで、決着がついたのは、実際のところ、この二国間だけなのです
あとは、いわば、尻馬に乗っかって勝ったことになった国があるだけです
まあ、勝っても無いのに、勝ったことになった
このあたりから、日本周辺の国境問題が不完全な現状になってきているのではないか
単純に言えば、狡猾な盗賊行為の正当化が、国際社会では可能なのです
謀略など、たしなみとして、するのが当たり前なのであって、それを責めても、責めるほうがわかっていないだけのことです
この不愉快な現実から議論を展開しなければ、現実無視の屁理屈になってしまう
今の日本が先ずやるべきことは
論理的に万全の準備をして、領土問題を理路整然とした議論の対象にする
領土の実効支配の非正統性を、一切の論理的矛盾無く展開する
こういった、いわば、「言論戦」ですかね
これが不要だと言うなら、一足飛びに、軍事力の行使にいってしまう
その上で、軍事力行使が無効、あるいは、高すぎる代償を必要とすることを、わからせる
そのためには、昔なら、「軍事力の示威」と言ったのだが、今風に言うなら、「わかる奴にはわかる展示訓練」を、怠り無く、する必要がある
日米同盟と共同訓練は、双方にとって、益々重要になる
憲法改正や、自衛隊増強は、それはそれで重要だが、べつだん諸外国は、そんなことお構いなしに自国の都合を展開しているのだし、待っていてもくれない
これは、外国が相手ではないのだから、自分達でやろうと思えば、明日からでもできることなのです
いわば、日本人が自分で、ああだこうだと、勝手に盛り上がっているだけで、ふつうにさっさと、やるべきことをやれば済むのです
最後に
潜水艦だけは、地域で突出した存在でなければならないと思う
日本が原潜を持つ選択肢は、もう消えた
したがって、守りに特化した配備でしょうね
日本だからこそ、出来ると思う
江戸時代
刀を抜かせないことを目的にして、様々なことが行われた
頻繁な国替え
天守閣の新築禁止
裃を着て、手を振り上げられなくする
座るときは刀は右に置く
参勤交代などによる経済負担
出女入鉄砲の監視
思いつくだけでも、けっこうある
「軍事力行使をしづらくする」という基本戦略ですね
戦争が嫌い、軍隊が嫌いは、それはそのとおりで、なんら反論の余地はないのだけれど
向こうから、仕掛けてくるのですよ
だから、選択の余地など無いのです
まあ、これからの「平和ボケ」は、よく言って「利敵行為」
はっきり言えば、「謀略への加担」ということになってくると思うよ