2009/01/10
エネルギーの安全保障
石油は、あと40年位で無くなるそうです
まあ、海底油田とか採算の合わない場所がこれからも開発されていくとは思うが、限界があるのは間違いない
30年くらい前、「成長の限界」という本がありました
原子力を始めとし、風力、水力、波力、地熱、太陽光、バイオマス、バイオエタノール、メタンハイドレードとか、燃料電池とか、石油以外の方法は、いろいろ考えられているようです
CO2削減は、地球温暖化との関連で注目されているが、メタンハイドレードは、そうした視点からはボツだなぁ
日本の大陸棚に大量にあるらしく、有望らしいので残念だよ
CO2削減と温暖化は関係無いとか、温暖化は無いとか、途上国は石炭が必要とか言うけど、地下資源は有限だという基本的事実からすれば、なんらかの自然エネルギー利用が必要ですね
発電コストが一番低く、管理がしっかりしていれば公害も無いのが原子力だけれど、日本の場合、核燃料はほぼ全量、輸入に頼っているのですよ
これがストップすれば、原発は止まってしまう
それで、再処理という理屈になるのだが、どこでも、いやがるよ、放射能汚染の危険はゼロではありませんからね
ロシアがウクライナ向けのガスの供給を止めたけど、エネルギーの安全保障は、杞憂では無いということですよ
僕は、最近ウクライナの子のホームステイを世話したことがあるのだけれど、ウクライナでは、西欧につくか、ロシアにつくか、冗談でなく、のるかそるかですよ
歴史的に戦火の絶えない土地ですね
ウクライナは民族の十字路で、美人が多いのです、余談ですが
さて、環境に配慮とか、CO2削減とか、言うけれど、それよりも、エネルギー自給率のアップが、安全保障上どうしても必要だということじゃないですか
風力も、太陽光も、発電コストは火力発電や原子力に比べると倍以上高くつくのです
で、高コストでも自然エネルギーを導入する理由が、環境やCO2削減なのですが、本当に重要なのは資源枯渇、あるいは争奪戦に備えた、安全保障ではないですか
エコとかグリーンとか綺麗ごとではないのです
東シナ海のガス田で中国が横車を押していますが、南沙諸島でも同じことをしていて、中国は絶対に後に引きませんよ
戦争をしてでもエネルギーを確保するという戦略と覚悟ですからね
石油が無くなる残り時間が明白になれば、石油価格暴騰は当然として、戦争もあり得ますね
それで、原子力は、コスト的にはいいんですが、これも燃料は外国依存だし、放射能汚染の可能性は常にあるのですから、比率を小さくしていくことが必要です
おそらくヨーロッパでは、原子炉が攻撃される可能性も考えていると思いますよ
日本は、資源争奪の戦争をする位なら、補助金をもっと出して、自然エネルギー導入を促進するべきですね
自然エネルギーで発電効率が一番いいのは今のところ風力です
最大、風エネルギーの30%を電気にできるらしい
それでも、試算してみると、目一杯発電して、今の日本の消費エネルギーの10%位しか賄えない
なんだかんだ言っても、もう日本は原発無しではやっていけません
それでも、原発依存比率は変えていかないと、どこでどう燃料輸入がストップするかわからないのが困るのです
太陽光発電も、電気自動車もコストが高いのです
それでも、時間との戦いで、やらざるを得ない
で、石油の枯渇した時代には、電気代は、今の2倍から3倍になっているということになります
そうならないためには、技術開発しかありません
発電効率を上げる余地があるのは、太陽光発電かなぁ
設置数を増やすということなら、風力・水力・地熱など、まだまだこれからですが、発電効率が悪ければ、電力コストそのものは軽減されませんからね
まあ、デンマークはエネルギー自給率156%を達成したわけだし、高コストだというだけで、エネルギー自給は不可能な話ではないんですよ
勝手なことを言う国が増えそうな国際情勢ですから、可及的速やかに、省エネとセットにしてエネルギー自給率を高めることが必要だと思いますね
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