仏教の基本構造
我々は感覚器官を通じて外界を認識して脳内に再構成しているのです
ですから、実際は、脳内世界を生きているわけです
で、真実の世界は、感覚器官で感じる前の世界なわけです
脳内世界が「色」真実の世界が「空」です
仏教史最大の学者のナーガルジュナ(龍樹)の説ですけど
「空」とはなにかを、八不(はっぷ)といって一異、同断、生滅、去来と定義していて、いわば仏教の基本セオリーです
一つでもなく異なってもいない、同じでもなく断絶してもいない、生じるでもないし滅するでもない、去るでもなく来るでもない
それで、僕はこれを量子論でいう、Suerpositionと近似する概念だと考えているわけです
多神世界 仏教の世界観
仏菩薩を尊敬し
八百万の神を尊敬し
イエスキリストを尊敬し
アラーの神を尊敬し
自分を信じる
自分を信じられない人は、他になにかを信じることはできません。自分を信じられない人は、誰かを信じているようで、それは盲目的に依存する「おすがり」です
普通、宗教というと、「神を信じろ」と、あなたが何かを信じることを求めるわけですけれど、基本、仏教はそういう構造にはなっていません
大まかに言って、仏教と西洋哲学と量子論の基本構造は、同じです
出家-->真実の生活-->空
在家-->仮の生活-->仮
形に捉われない生活-->現在の日本仏教-->中
お堂の前でしかできない、簡単ですが、効果のある一種の瞑想法ですね
お堂で拝む時のコツ 理論編
密教に三平等観という瞑想法があるのですが
我とホトケと平等
ホトケと衆生と平等
ゆえに、我と衆生と平等
ホトケが我を無条件に加持するのと同じように、ホトケは衆生を加持しています
我<ーーーーホトケーーーー>衆生
癒される瞑想 |
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