2015/12/31

金剛界大日如来坐像(平安時代)

長保寺の国宝多宝塔(1375)の本尊です

長保寺で一番古い仏像で、現在の多宝塔よりも古く、創建当時(長保寺代、西暦1000年ごろ)のものです
台座、宝冠、光背は江戸時代のものです

長保寺 金剛界大日如来坐像(平安時代)



須弥壇は、国宝の付帯指定になっています
鎌倉時代の禅宗様を代表する須弥壇です

巴紋透牡丹唐草黒漆塗須弥壇(鎌倉時代)


金輪佛頂像法 書き下し

  陀羅尼集經 T18n0901_p0790a22(00)金輪佛頂像法 欲畫其像。取淨白疊若淨絹布。闊狹任意。 不得截割。於其疊上畫世尊像。 身眞金色著赤袈裟。戴七寶冠作通身光。手作母陀羅。 結跏趺坐七寶莊嚴蓮華座上。 其華座下豎著金輪。其金輪下畫作寶池。 遶池四邊作鬱金華。及四...