季節はずれのボタン
ハイヌーン
やはり温暖化の影響でしょうね
今年はモミジの紅葉も、まだ始りません
昨日もテレビ局から取材の問い合わせがありましたが、紅葉の気配もないもんね
ところで一時給付金ですが
地方自治体で手間がかかるとか、煩雑とか、地方まる投げとか、効果が無いとか、いろいろ言うけど
「ばらまくのがめんどくせぇ」とかって、小役人のサボタージュじゃないの
手順が気に入らなくても、制度として決まったことなら粛々とするしかないのが公務員の「つらさ」かもしれんが、愚痴をゴタゴタ言うのは、後ろでゼネコンが公共事業ばらまきを画策してるんじゃないかと、思ったりしますね
2兆円といえば、単純に、1都道府県あたり400億円
こいつを、どうせばらまくんだったら、学校の耐震補強しろとか、地方交付税でふるさと創生もいちどやれとか、思惑炸裂しますわな
発想の始まりは、景気刺激策だろうと思うけど、麻生総理のリーダーシップ顕示、あるいは選挙の人気取りと、勘ぐったらきりはないです
麻生総理は表立っていろいろ発言したから、攻撃目標に設定されたんじゃないですか
レベルの低い話だ
まあ、麻生総理もこの程度のことをキチッと仕切れないようじゃ困るね
ノーテンキに言わせてもらえば、、ぜいたく品を買えとか、はでに使い切れとか、マスコミが調子に乗ってキャンペーンでもすれば、ばらまきも効果がでてくるんじゃないの
問題の本質は、日本は資源のない島国だから必然的に貿易立国を目指さざるを得ず、急激に円高になれば、輸出が全滅状態なって、その上さらに、安い輸入品が国内の価格破壊をするってことでしょう
また、貿易に依存していれば、世界景気の悪化の影響をもろに受ける
ドルは世界貿易の決済通貨ですから、今回のように親ガメのアメリカがこければ、子ガメの日本は、いくら真面目に働いても、こけるしかない
だから、貿易に頼らずに食っていけるよう内需拡大しなきゃならんわけで、これは竹下総理の「ふるさと創生」のころから言い古した課題なんですよ
結局それがうまくいってない
一口に構造改革と言うけれど、お役所仕事は簡単じゃない
今回の一時給付金でも、「ばらまくのがめんどくせぇ」というリアクションが世の中まかり通るのよ
少子高齢化も大問題で
人口が減れば、内需衰滅ですからね
背に腹は代えられないから、いっそ人間も輸入しようとか(移民奨励)言い出す奴もでてくる
外国人参政権もここらへんに繋がってくる問題で、思いつきで対応してたら大変なことになるよ
時事問題を書いてたら、いくらでもネタがあるので助かりますが(汗)
この辺で、僕の仕事の範囲の話をすれば
日本人は、もっと意識してポジティブに物事を考えるようにしなければならんのじゃないか、ということ
値段が高くても、いいもの(安全・安心とか)であれば、どんどん買うとか
子供を育てやすい環境に投資するとか
自分の暮らす街をもっと美しくするとか(環境への投資)
肥満体になるような使い方じゃなく、質を高める使い方、でしょうかね
それには、ポジティブでインテリジェントなメンタリティーが
カタカナばかりだな(汗)
明るく賢い、生活態度と考え方が、どうしても必要ということです
寒風の中で、めげずに咲く、ボタンみたいじゃないですか
忘れてる人が多いので、言わせてもらうけど
ほんの60年前には、原爆二つ落とされて、日本中まる焼けだったのよ
今、ちょこっと小金持ちになったり、2世3世のボンボンです、などと、ふんぞり返っても、またまる焼けにならない保障など、自分で作り出すしかないんだよ
自分の頭で考えもせず、為政者のこきおろしなどしてる神経が理解できない
格差社会など、歴史が始まってから、ずっとそうだったんだよ
賢者と愚者、インテリジェンスとシーラカンス、この差がどんどこ開いてきたのが、生命の歴史です
出来るか、出来ないか、ではなく、賢明な選択を、とにかく選ぼうとするしかないんだと思いますよ