2009/03/05

仏教の要点の模式図

仏教の要点の模式図に加筆しました

見える、聞こえる、感じるなど、感覚器官でとらえた印象が脳内イメージになって、世界を認識しています

脳内イメージは、各人各様、すべて独自のものになります

しかし、感じる前の世界は、たった一つしかありません

 

自分が感じた世界は、自分だけのものです

感じる前からある、ありのままの世界とは違います

自分の作り出したイメージに捉われることを、我執と言います

苦しみや悩みは、自分がいる、という我執が根本原因です

 

感覚器官で感じる前の、ありのままの世界そのものが、自分というフィルターが介在しない、真実の世界です

今自分が感じている、苦しみや悩みが、全くない世界です

苦しみや悩みを救う力は、感じる前の世界にあります

その力に気づくのを、悟り、と言います

 



金輪佛頂像法 書き下し

  陀羅尼集經 T18n0901_p0790a22(00)金輪佛頂像法 欲畫其像。取淨白疊若淨絹布。闊狹任意。 不得截割。於其疊上畫世尊像。 身眞金色著赤袈裟。戴七寶冠作通身光。手作母陀羅。 結跏趺坐七寶莊嚴蓮華座上。 其華座下豎著金輪。其金輪下畫作寶池。 遶池四邊作鬱金華。及四...