思いは伝わる
日本人の魂で 一燈照隅
今現在、自衛隊がシリアのゴラン高原とイラクに展開しているのを、皆さんご存じでしょうか
シリアでは40人ほど、イラクでは航空自衛隊が200人ほど
自衛隊ゴラン高原派遣wiki
自衛隊イラク派遣wiki
講演では、何がでるかわからない中での任務の様子を、いろいろお聞きしました
結果、殉職ゼロだったのですが、実際は、極めて危険な任務でした
道路を作るというと、地元の職人が20人も30人も集まる
そこで、ピストルを一発撃たれればそれでお終いです
それでも、自信と誇りをもって任務を遂行できたのは、「思いは伝わる」という信念があったからだそうです
人間同士なのだから、こちらの思いは、仕草やちょっとした気配りに現れ、必ず通じる
言葉が通じなくても、思いがあれば、必ず通じる
そう信じ、地元民の信頼を得て、無事、高い評価を得て帰国しました
上の、国旗を振っている写真は、現在のゴラン高原派遣隊長の説明写真です
ちょっとドキッとしましたが、「一隅を照らす」だと天台宗のキャッチフレーズなんですが、違いました、「一燈照隅」でした (汗)
この「思い」でゴラン高原に派遣されているのです
命懸けの現場で実際に一番大事なのは、装備であるとか、法律、国家の面子であるとか、国益、国際政治、もろもろ、などでなく、「思い」なのでした