紀伊徳川藩主御霊殿の藩主宮殿前にある、華瓶(けびょう)です
青銅の地金の上に塗金を散らしています
似たものに金箔押がありますが、金の付着が塗金のほうが強固で、摺れてもとれず、近くで見ればわかります
塗金は水銀を蒸発させる工程があり、日本では危険ということで、もう作る人はありません
江戸初期 紀伊徳川藩主御霊殿位牌宮殿前
地紋が顔になっているため、鬼面と呼ばれます
塗金が摺れていますが、これが340年位時代を経た塗金の様子です
毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...