2012/06/03

章安大師画像

章安大師画像 部分 江戸時代 長保寺蔵

561~632
灌頂、後に号して章安大師
幼時父を喪い、7才で出家 23才で天台大師の門下となる
天台三大部(法華玄義・法華文句・摩訶止観)、五小部(観経妙宗鈔・金光明経文句記・同玄義拾遺記・別行観音玄義記・別行観音義疏)などを筆録




流転三界中 恩愛不能断
棄恩入無為 真実報恩者

(欲界、色界、無色界の)三界の中を流転し、恩愛をよく断つことあたわず
恩愛を棄て無為に入るは、真実に恩に報いる者なり






諸法従本来 常自寂滅相
佛子行道已 来世得作佛

諸法は 本よりこのかた、常に自ら寂滅の相なり
佛子は道を行じおわって、来世に仏となることを得ん


第12回御霊屋コンサート

  毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...