御霊殿(おたまや)の調度 12


この華瓶は藩主宮殿の前ではなく、隣の部屋の奥方様の宮殿の前にあるものです

奥方様の宮殿の前に置かれることを意識して、文様が女性的です
藩主宮殿の前にあるものを模して、別の時期に作られたものと考えられます


像耳塗金散流水文様青銅華瓶

江戸時代 紀伊徳川藩主御霊殿奥方様位牌宮殿前





狭間(さま)に流水と紅葉でしょうか、線描されています






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