隅寺と写経
長保寺の心経の経題の下に慈覚大師と書かれています
— 瑞樹正哲 (@chohoji) December 30, 2022
これは、江戸時代の古筆(こひつ)というらしいですが、いわゆる骨董品鑑定家ですね、その見立てが書かれた付箋です
この古筆の信頼性は、現代の学問水準からすると100%ではありません
隅寺心経は弘法大師筆という伝承もあります
隅寺心経を慈覚大師が書写したと言うのは、時代的に言って、ちょっと難しいかなと思います
— 瑞樹正哲 (@chohoji) December 30, 2022
弘法大師の可能性は、ゼロではないですが、隅寺心経と呼ばれている写経は60巻近く確認されているので、その全てと言うのも無理があります
(隅寺というのは奈良の海龍王寺というお寺で、国立の写経所でした)