2014/12/09

「癒される瞑想」の理論的背景10 勧善懲悪



おおまかに言って
小乗仏教(上座仏教)、我執を取り去る、懲悪
大乗仏教(日本仏教)、善いことを勧める、勧善、と整理することができます

上座仏教は懲悪を重視するので、戒律を重視し
大乗仏教は勧善を重視するので、読経・念仏・題目・真言を重視します

お経などの「意味」は、つまりは脳内世界ですから、あまりこだわっても自我にとらわれる世界から抜けだせません

禅宗には、「不立文字」という言葉がありますが、同じ意味で使われていると言えます




2014/12/08

「癒される瞑想」の理論的背景9  「真実の世界」得るにはどうするか


感じる前の世界が「真実の世界」です
「我執」が脳内世界を作っているわけですから、「我執」を取り去って「無我」になれば「真実の世界」を得ることができる、というのは正論です

上座仏教では250以上の戒律があって、無我を求めています

ただ、自分が、見たり、聞いたりして、それを心で感じて生きているわけですから、そこから自分を取り去って「無我」になるのは、かなり大変です

「真実の世界」について、仏教哲学で様々に説かれています
全ての言葉を完璧に理解するのは、ほぼ無理でしょう(^^;;

般若心経
不生 不滅 不垢 不浄 不増 不減

大智度論
不生 不滅 不去 不来 不一 不異 不常 不断

円頓章
實相 中道  法性寂然


本覚讃
本覚 常住妙法 具足三身徳 三十七尊住心城 塵数諸三味 遠離因果 無辺徳海本円満 



戒律を保って「無我」になったり、言葉の理解を深めたりするのも、「真実の世界」に近づく方法ですが、他にも方法があります

それが、瞑想です






2014/12/07

「癒される瞑想」の理論的背景8 仏教の解説


仏教の「仏」という言葉は、サンスクリット語のbudhという言葉の音を漢字にしたものです
budhは「目覚める」という意味です

般若心経や円頓章、本覚讃などで、真実の世界について説明されています













2014/12/06

「癒される瞑想」の理論7 脳神経が作った映像


我々は、感覚器官で外界を感じて、脳内世界を作っています
感覚器官でとらえたイメージで、自分の心を作っているのです
不完全な認識に基いて、自分の心を作り出していると言うこともできます

苦楽、幸不幸は、不完全な認識を元にして感じていることになります

自分の感覚器官が作り出したイメージにしがみつく「我執」が、苦や不幸を作っている、とも言えます
我執を離れると、悟りの世界があります

2014/12/05

「癒される瞑想」の理論6 不生不滅

感じる前の「真実の世界」を仏教では、どのように説明しているか、です



般若心経 (部分)

舎利子
色不異空。空不異色
色即是空。空即是色

是諸法空相
不生不滅。不垢不浄。不増不減


舎利子(智慧第一のシャリープトラ)よ
色は空に異ならず。空は色に異ならず
色はすなわちこれ空。空はすなわちこれ色

諸法は空を相とし
生ぜず、滅せず、垢つかず、浄からず、増さず、減らず

大智度論(八不偈)

不生不滅
不去不来
不一不異
不常不断 (動画では不同としていますが不常が正しい表記です)





2014/12/04

「癒される瞑想」の理論5 時間も空間も無い世界で生きている



自分の感覚器官を通じて、脳内にイメージを構成する時、「歪み」が生じます
妄想、誤解、間違い、思い込み、見落とし、などが生まれます

我々は、世界を感覚器官を通じて感じて(学習や経験)、脳内に自分の世界を作っているのですが、それは、「不完全な世界」です

時間や空間や、生きるとか死ぬという意識は、脳内の不完全な世界に作られたものです

私からみて、みなさんは、目で見えていない世界、つまり、空の中にいます
みなさんからみて、私はカメラの前にいるのですから、目で見えていない世界、空の中にいるのです
実際は、我々は、空の中、真実の世界で生きているのです

たとえば
辛い仕事をしていると、時間がたつのが遅い
楽しい時間は、あっという間
といった経験があると思いますが、心が時間を作っているから、時間を長く感じたり、短く感じたりするのです




2014/12/03

お歳暮

毎年珍しいものを、ありがとうございます





NEKO ネコ・パブリッシング発行 


2003/10月号 室井滋さんの「くるくる猫友達」でチーとクーを紹介していただきました。


あなたは仏教を知っているか?2 脳内世界 パラレルワールド 時間と空間はない

  大河のほとりに、一本の大きな菩提樹が立っていました。夕方になると、川面から霧がゆっくりと立ちのぼり、葉のすき間から落ちた西日が、水の上で細かく揺れます。 その枝の高いところに、年老いたフクロウさんが住んでいました。そこへ、川辺の葦のあいだから、羽の透きとおった妖精さんがふわ...