2012/02/05

広目天

広目天立像(江戸時代)


長保寺本堂(国宝)の厨子の左側にまつられています

こういう仏像は、文化財指定されると、文化財法で収蔵庫に入れるよう勧告されます
拝めなくなるということで、わざわざ指定をうけずにいる仏像が全国に多数あります
この像は未指定ですが、まあ、国宝のお堂の仏像ですからね、それなりの価値があると言っていいと思います

座高が150cmくらいかなぁ
玉眼といって、眼は玻璃(はり、今の言葉でクリスタルガラスですね)でできていて、ギラギラ光って、迫力があります

広目天の右手は巻物を持っていますが、この巻物は、我々のしている、善悪こもごもの行いを全て書いて、記録しています
あなたが、きのうの晩御飯なにを食べたかも、ちゃんと書かれていますw



この写真もIphone4sで撮ったんですよ
撮ってきて、Iphone4sをパソコンの横に置いとくと、クラウドで、ちゃんとパソコンのフォルダーに入ってます
デジカメ、いらんとは言いませんが、時代は超スピードで変わりますね

第12回御霊屋コンサート

  毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...