尊形胎蔵曼荼羅図
曼荼羅図には、尊形(そんぎょう)、三摩耶(さんまや)、種字(しゅじ)と三形式あって、これは尊形曼荼羅です
仏様の姿が描かれているのを尊形と言います
標識、今風にいうとアイコンが描かれているのを三摩耶
種字は仏の名のイニシャルが梵字で描かれています
長保寺には、全てそろっています
このことからも、本山としての機能が果たせるようになっていたことがわかります
当然、意味を解釈しようとすると、非常に複雑で高度な知識がなければならず、理解できる専門家の数も限られています
よくわからないけれど、美しい
だから、残す、と
絹本著色 胎蔵曼荼羅図
(胎蔵界)縦105.5 横91.5
江戸中期(天明3(1783)年)