2012/02/29

月天

月とその光明を神格化した神です

なんでもかんでも神だといえば、そうなんですが、密教では自然界の全てが何れかの神となって神格化されています
神様だらけ、にしては、この世にはくだらぬことが多すぎますね

ただ、自然が我々に語りかけている、大自然から感動や教訓を与えられる、ということはあるんじゃないでしょうか
あたかも、人格をもった存在のように

自然が語りかけるのを必死になって聞こうとして、美しい神の姿が心に浮かんだ、ということではないでしょうか
心を研ぎ澄まさなければ、精妙な神々を、感じることはないのです



月天  紙本著色

縦72.5 横34.0  桃山(16世紀)

仏道を歩む 多神世界をどう生きるか 動画要約

多神教の世界 : 演者は、すべての人を一つの宗教に改宗させようとするのではなく、多様な宗教や無神論者が共存する多神教の世界でどのように生きるかに焦点を当てるべきです。 仏教とキリスト教 : キリスト教のような「啓示宗教」とは対照的に、仏教は個人的な実践と理解を通じて自身の苦しみを...