2014/12/02

「癒される瞑想」の理論4 心が苦楽を作っている

緑色の小鳥はメジロ、白黒の小鳥はエナガです

我々は、感覚器官を通じて認識したことに基いて、苦楽とか幸不幸を感じています
世界を認識する時に、世界の全てがわかっているわけではなくて、その一部分しか認識していません
世界の全体像の大部分が欠落しています
つまり、不完全な認識に基いて苦楽や幸不幸を感じているのです
そして、人は、そうやって生きていくしかありません

感じる前の世界が、苦しみの無い世界です
感じる前の世界ですから、なにも感じてないわけで、苦も楽も、幸も不幸も、感じてないわけです

単純に言えば、それが仏菩薩のいる世界です
苦楽や幸不幸から開放された、純粋な世界です





第12回御霊屋コンサート

  毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...