長保寺客殿座敷(和歌山県指定文化財) 打出桃果釘隠 安永8年(1779)
部屋のぐるりに使われています
桃には魔よけの意味があり、部屋を結界する意図で桃の意匠を使ったようです
桃の葉を煎じた煮汁は汗疹に効果がありますが、強い殺菌力が魔よけを連想したのかもしれません
御霊殿には、これとは違った意匠の釘隠が使われています
毎年文化の日に十夜会(大治3年(1128))から続く、念仏法要が勤修されます 法要の後に、ささやかな奉納コンサートを行ってきました 今年でもう12回目です 1128年というと、法然さんや親鸞さんがお生まれになる前です 念仏そのものは、慈覚大師が五台山から招来したものですから、...