2025/09/08

心経手文5 観ること自在なる菩薩 動画要約


  • 玄奘三蔵の旅:

    • 玄奘三蔵は玉門関からゴビ砂漠を越え、ナーランダにたどり着きました [00:21]。

    • ナーランダでは、学長のシーラバトラにサンスクリット語を学びました [01:04]。

  • シイラバトラの苦悩と夢:

    • シーラバトラはリュウマチに苦しみ、死を願っていましたが、夢に金色の神が現れ、「死んではいけない、東から菩薩が教えを乞いに来る」と告げられます [03:07]。

    • 神は、リュウマチの病は前世で王として民を苦しめた因縁であると教えました [08:40]。

  • 玄奘三蔵との出会い:

    • 夢のお告げから8年後、玄奘三蔵がナーランダに到着しました [04:07]。

    • シーラバトラは玄奘を一目で夢の菩薩だと見抜き、自分が得た知識のすべてを彼に教え授けました [04:28]。

  • 般若心経の伝来:

    • 玄奘三蔵はインドから中国に持ち帰った経典を漢字に翻訳し、それが日本に伝わったものが、現在「世界で最も古い心経」とされています [06:01]。

    • イスラームの侵入によってナーランダが焼き尽くされた後も、この経典は中国を経由して日本に伝わったため、現存する最古の心経となっています [06:31]。

  • 般若心経の解釈:

    • 動画では、この話から「観世音菩薩」と「般若心経」は別物であると考察しています [10:50]。

    • 「観自在菩薩」を「見ることが自在な菩薩」と解釈することが、神が伝えたかった心経の本当の意味であると締めくくっています [12:35]。



第12回御霊屋コンサート

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